競馬のメモ帳

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【桜花賞’24 他】4月7日の振り返り

<4月7日のメインレース>

・モルガナイトステークス【福島】

・京葉ステークス【中山】

桜花賞【G1・阪神

 

各メインレースを振り返っていきます。

馬券の感想、反省点などを述べつつ、次走以降気にしておくべき馬についても述べていきたいと思います。

 

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モルガナイトステークス

このレース本命のアサカラキングは1着!

一応推奨買い目から3連単的中でしたが、30点買って52倍なのであんまり配当的には美味しくなかったですね。

まあ圧倒的1番人気だったので勝つだろうとは思っていましたが…思っていた倍は強かったですね!

前半3ハロンを32.9で走ってそのまま2馬身差つけて逃げ切り勝ちですから、これはもう強かったという他ないです。

気が早いですが秋のスプリンターズステークスが今から楽しみに感じてしまう様な、そんな逸材だと思います。

 

アサカラキングがハイペースで飛ばした影響で、恐らく後続もなし崩し的に脚を使う結果になったのでしょう。このレースは後方の馬もほとんど上りの脚が一緒になっていました。

そんな中上り2位の脚を使って3着まで追い込んできたサンライズオネストは力を見せてくれたと思います。

ただ気になる部分も有って、スタート後結構促している様に見えるのですが、結果後ろからになってしまいました。

どうも近走はテンの脚が速くないんですよね。

もうちょっと前でも競馬が出来るはずなんですが…まあ後ろからでも結果に繋がっていますからね、枠次第でまた前にという展開も有るかもしれませんが、今後は今回の様な後方策が主体になってきそうです。

 

2着だったモリノドリームは、先行して直線もうまく抜け出してという内容だったのですが、ちょっとコーナーで引っかかっている様に見えた事と、あと直線で滅茶苦茶ムチが入っていたのが気になりました。

レース後「いつもより出していった」とのコメントがありましたが、今回の走りを見るとこの馬はもう少し控える形の方が力は出せそうな気がします。

まあ開幕週の福島で、控えて良いイメージはないので今回はやむなしの結果ですが、もう少し開催が進んだ馬場とか、あとはやっぱり洋芝で見てみたいですね。

 

後方の入着になった馬だと、直線でプルパレイが外に膨らんだ影響をモロに受けてしまったファイアダンサーは次走でまた期待したいところでしょうか。

ラスト100mを切るぐらいまで全く進路が空かなかったロードベイリーフも次走で仕切り直しですね。

 

 

京葉ステークス

このレース本命のケイアイロベージは10着…

スピードは有る馬なので、脚抜きの良い馬場でも届くんじゃないかなーぐらいに構えていましたが、結果的にはペースも大して上がらず、前も止まらずといったレースになりましたね。

完全に展開の読み間違いでした。

 

勝ったシアージストと2着のファーンヒルは、完全に展開の利を得ています。

スタート決めて先行すると、後ろから突かれる様な事も無ければ、2頭でやり合う様な事も有りませんでした。

ああいう展開だとまあ残りますよね。

シアージストはちょっと気性の面で難がありますし、ファーンヒルもコンスタントに使えないというモロさがあるので、2頭とも次走での検討にあたっては、相手関係や状態面をよく見極める必要があると思います。

とは言え3着以下は離していますからね、能力的に上のクラスでは足りないという事はないので、相手次第では次走も期待できると思います。

 

3着だったジレトールは、直線で何度も挟まれそうになりながらも強引に馬群を割って伸びてきています。

あそこを突っ込めるというのは、操縦性の高さ、瞬発力の高さを裏付けるものです。

もっとスムーズに抜け出せていたら、逆転まではどうかと思いますがより肉迫していたのは明らかです。

後方脚質なので展開は見極めるべきですが、次走も注目しておきたい1頭です。

 

2番人気で10着だったメズメライザーは、こういう脚抜きの良い馬場での時計勝負はそこまで得意ではないので、この結果もやむなしかなと思います。

ただコーナーの出口付近で引っかかっている様に見えますし、スタート直後も外を向いていたりと、やや集中力に欠く印象がありました。

時折こういった大敗も有る馬なので、今後も注意は必要かもしれませんね。

 

 

桜花賞

このレース本命のイフェイオンは11着大敗…

ちょっと頭も高くて落ち着かない走りでしたね。

前走も前々走も落ち着きのなさは見せていたんですが、今回は完全に囲まれるような隊列になってしまって、結局最後まで落ち着きを取り戻すことが出来なかった様に見えました。

能力的に足りていないという事はないと思いますが、現状は精神的な成長待ちといったところでしょうか。

外目で前に馬を置いて走れそうな枠でもない限り、慎重に考えた方が良いかもしれません。

 

勝ったステレンボッシュは、鞍上の手綱さばきと、それに応えた馬の能力とが嚙み合った見事な勝利だったなと思います。

トロールを見ると、最後のコーナーでアスコリピチェーノを外に弾き出しつつ回っていることが解ります。

そしてこれはステレンボッシュの瞬発力あってこその走りです。

G1馬であるアスコリピチェーノ以上の脚で突っ込んでいるからこそ制裁対象にならないのであって、並みの瞬発力の馬ならあの進路は取れていないハズです。

その結果アスコリピチェーノは隊列の一番外まで飛ばされていますからね、そこから2着に食い込んできたのは流石という他ありませんが、今回はステレンボッシュが一枚上手だったかなと思います。

 

3着だったライトバックは、4着に入ったスウィープフィートをマークして、最後直線に向くときは前にいたマスクオールウィンにスウィープフィートをひっかけて仕掛け遅れを作り出しています。

道中の最後方策も意図したものだったでしょう。結果的に3着に食い込んでいる訳ですから、展開読みも含め鞍上の手腕が光ったレースだったと思います。

馬自身も上り32.8の脚を使っていて、この記録は2019年のシゲルピンクダイヤに次ぐ歴代2位の記録です。

恐らく今後も後方策を取っていくと思うので、まあ取りこぼすレースも有るとは思いますが、馬券的には常に注意を払っておきたい1頭かなと思います。

 

可哀そうな競馬になってしまったのが4番人気13着だったチェルヴィニア

比較的差しが台頭する結果となる中、先行して終始大外を回らされたという時点で、枠も展開も向きませんでした。

更に直線でもゴチャゴチャしてしまって、セキトバイーストに弾かれるわワイドラトゥールにも弾かれるわでレースになっていません。

もっとも、道中のロスがあったとしても、能力を考えればもう少し弾けてほしかったところですが…

次走がオークスと言われると微妙ですが、自己条件戦で仕切り直しなら見直しは可能だと思います。

 

もう一頭、意外な頑張りを見せてくれたのがエトヴプレです。

フィリーズレビューを勝った後に、1600mは長いというコメントが出ていました。

しかも今回は、前述の通り先行勢に利のある流れとは言えない中、しっかりと5着に粘り切ったのは評価できます。

次はNHKマイルに行くのか、得意距離の1400mで一回組み立てなおすのか解りませんが、次走も注目度は高いです。