4月27日 東京11R
このレースをデータの面から自分なりに分析していきたいと思います!
青葉賞
ダービーやJCと同じ東京芝2400mが舞台という事で、じゃあ1枠1番が良いのでは?と考えたくなるレースですが、実際どうなのか見ていきましょう。
1枚目が青葉賞のデータ、2枚目が東京芝2400m全体のデータです。(いずれも近20年)
ご覧の通り、別に1枠1番が極端に良いわけでは無い事が解ります。
ただ内枠の方が良さそうなのは確かで、あまり大きな差は無いですが、12番枠より外は過去20年で1頭しか勝馬が出ていません。
なので単勝とか、馬単・三連単の1着固定の馬券を買うのであれば、内目の馬から狙った方がデータ的にはベタ―と言えそう。
次に見て頂きたいのが前走距離別成績。
前走はやはり同距離が、短くても2000mまでの馬の成績が良いですが、1800m組も決して軽視できません。
特に今回は共同通信杯や毎日杯など1800mの重賞で好走してきた馬が複数頭いますから、この辺りの取捨選択に頭を悩ませることになりそうです。
次に見て頂きたいのが馬体重増減別成績。
近10年の結果を調べてみました。
先日のフローラステークスのデータ分析では…
フローラステークスは是が非でもオークスの権利を取りたい馬が多く出走しており、結果万全の仕上げでが行われるため、特に人気馬の馬体重減は気にしなくていいという事を申し上げました。
青葉賞でもダービーの権利を取りたい馬が多く出走しているはずなのですが、実際のところ馬体重は減っていても良いですが、大きな増減はあまり好ましくない様な印象です。
ここで更に前走着順別成績を見て頂きたいのですが…
コレはもうハッキリと、好走条件は前走4着以内というデータが出ています。
近20年まで広げればもう少し前走着順が大きい馬の好走も増えてきますが、ここ10年は顕著に前走成績がモノを言う様な結果になっています。
恐らく青葉賞というレースは、このレースを見据えて万全に仕上げてくるよりも、前走の時点である程度の完成度を誇る馬が、調子を維持して出走してくる事が好走パターンと言えるのではないでしょうか?
前走の分析をしっかりと行っていきたいところです。
最後にレース自体の傾向について。
ペース集計は15年、脚質集計は20年とチグハグになっていますがご容赦を。
基本的にスローペースですが、かといって先行勢絶対有利かというとそうでもなく、東京の長い直線を活かした差しもよく決まっています。
このように通過順位を見てもあまり変動はなく、淡々としたレース展開になりそうです。
後ろからでも勝負を決めてしまえる脚が有る馬には警戒が必須でしょう。
まとめると…
前走を含めた状態面と決め手が重要なレースとなりそうです。
前からであっても後ろからであっても、自分の競馬が出来る事が重要ですが、もちろんただ自分の競馬をすればいいという訳では無く、それで上位をつかみ取る確たる実力を見極める必要が有ります。
そしてその様な能力をしっかりと発揮できる状態にあることが勝負の分かれ目となりそうです。
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※参考にさせて頂いたサイト様
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