<3月17日のメインレース>
・名古屋城ステークス【中京】
・スプリングステークス【G2・中山】
各メインレースを振り返っていきます。
馬券の感想、反省点などを述べつつ、次走以降気にしておくべき馬についても述べていきたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当ブログは完全無料ですが、大きく当たった時や、気が向いた時だけで構いませんので、こちらからご支援を頂ければ今後のモチベーションに繋がります。
またはコチラのバナーをタッチ頂くだけでも大歓迎です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名古屋城ステークス
本命のテーオードレフォンが1着!!馬単68.6倍が的中となりました!!
いやーーー天気持ってくれました!小雨になりましたけど、降り始めたのはホントレース直前ぐらいなので、こういった乾いた力の要る馬場になるとこの馬は強いです!
1000mの通過タイムが1:03.4で、コレは名古屋城ステークスがダート1800mでの開催となった2017年以降で一番遅いタイムです。
しかも道中は後ろから突かれる様な事も無く、外から被せられる様な事も無く、単騎逃げの様な形になりましたから、この馬にとっては楽なレースだったと思います。
2番手を追走していたテーオーリカードは、結果的にテーオードレフォンの楽逃げを許す格好になってしまいました。
一見すると同じ勝負服なので、欧州競馬の様なチームプレーっぽさを感じるところもありますが、テーオーリカードはこれまで軽めの斤量の時に結果を出していた馬なので、ああいった形になればワザワザ前をつぶすような動きはしないでしょう。
この様にテーオーの上位2頭については、かなり楽な展開に持込めたことも事実なので、次走を判断するうえでは少し注意が必要です。
そして3着がハピですが、この馬も外目3番手追走でしたから勝ちパターンに見えたのですが…そこから案外伸びなかったのは正直コンディションの面かなと思いました。
4走前から馬体が絞り切れていないように見えるんですね。
調教の事はイマイチ解らないんですが、別に普通にこなしている様に思いますし、それで絞れてこないという事はちょっと楽観視できないなと。
次走の取捨は馬体重次第ではありますが、4戦使って変わってきていなので果たしでどうでしょうか?
夏場で変わってくれると良いんですが…
逆に次走で見直したいのがホウオウルーレットです。
前述の通り前有利な展開で、後ろからの馬はほぼほぼノーチャンスのレースだった訳ですが、そう考えればよく7着まで追い上げてきたなと見る事も出来ます。
しかもよく見るとノーステッキでここまで追い上げてきている事がわかります。
鞍上のアクションも大きくありませんし、本気で追っていないのは間違いありません。
にも拘らずここまで追い上げてきた訳ですから、これは次走で見直し出来ると思いますね。
あとホウオウルーレットに限らず、インプレスやトウセツなど、後ろからになってしまった馬は、今回のレースは参考外と見て良いと思います。
阪神大章典
本命のワープスピードは2着!!このレースも馬単的中となりました!!
ワープスピードはダイヤモンドステークスでテーオーロイヤルと対戦していますが、その時は4コーナーでの位置取りの差がそのまま着差になっていました。
つまりテーオーロイヤルとも大きく差のない競馬が出来ていたと言えますし、同一条件の古都ステークスのタイムも良かったので本命としました。
結果的にその見立ては正しかった訳ですが…今回はそれ以上にテーオーロイヤルが強かった!!
注目馬紹介の時も言及したのですが、テーオーロイヤルはやっぱり上りをしっかり使えるのがすごいですよね。菱田騎手もテーオーロイヤルの特徴をしっかりと掴んで乗っている様な気がします。
まあ今回も含め、近3走は全てスローペースなので、長距離戦としてはそこそこ早い流れになりやすい春の天皇賞ではどうなるか解りませんが、充実度は高いと思うので期待したいです。
後は実力のある馬が順当に上位に来ていたと思います。
ブローザホーンは1番人気3着でしたが、斤量が一番重かったことまで踏まえると4着以下には力差を示してくれたのかなと思います。
プリュムドールはブローザホーンが開けてくれた進路を通って、ブローザホーンと同じ脚で伸びてきているので、4着は立派ですがかなりスムーズな競馬だったことは事実ですし、斤量まで考えるとあまり高い評価は出来ないかなと思います。
下位に沈んでしまった馬だと、まずディープボンド。
5着だった去年も今年並みのスローペースだったのですが、去年のディープボンドは2番手追走から最後速い上りが使えず5着という結果。この時の上り3ハロンが34.7でした。
しかし今年は同じような流れ、道中も3番手で同じような位置から進め、上りが36.1なんですね。
勿論馬場状態の差はありますが、それにしても失速が早かったなと。
好きな馬なのですが…正直去年と同じような状態には無いかなと思います。
シルヴァーソニックも4コーナーで手ごたえが怪しくなって、最後全く追われていません。
こちらは長期休み明けなので次走も注目したいところではありますが…今回については去年の走りとはほど遠いとしか言えません。
スプリングステークス
推奨馬券全的中を目指して挑んだスプリングステークス、本命のウォーターリヒトは…9着でした…
600m通過が37.5、1000m通過が63.1と超がつくスローペースでしたから、あの位置では流石に…と言わざるを得ません。
レースラップを見ると、ラスト4ハロンがいずれも10秒台で、それ以前が全て12秒台という事で、勝ったシックスペンスの一瞬のキレが活きたレースと言えそうです。
能力は示したと思いますが、これだけ極端なスローペースだとどこまで評価して良いかが難しいところ。
ダービー直行との話もあるそうですが、別に皐月賞も悪くないんじゃないの?とは思います。
アレグロブリランテは無印にしてしまいました。申し訳ない…
このレースは鞍上の横山和生騎手の作戦勝ちですね。
スタート直後からかなり押していましたし、最初からハナを取り切るつもりだったのでしょう。
ただコーナーの手前ぐらいまで押していたので、あまりテンの脚が早いタイプではないのかなと思いました。
前述の通り超スローペースだったので、次走を検討する際には気を付けたいなと。
直線でチャンネルトンネルの斜行がありました。
鞍上の松岡騎手はかなり後ろを気にしていましたし、斜行する前から左鞭を入れているのが解りますが、にも拘らず外側(左側)に斜行しています。
これ以前のレースではそのような場面は見られなかったので、今日に関してはテンションが高かったのかなと。
この斜行でログラーク・ウォーターリヒトが被害を受けていますが、この展開では外を回して届く可能性はほぼ無かったので、これをもってこのレースを参考外と出来るかは微妙なところ。
もっとも、繰り返しますがかなり特殊なペースになったので、そういう意味では勝馬以外全頭参考外としても良いかもしれませんが…