<今週の開催重賞>
3/9(土)
・ファルコンステークス【G3・中京】
・フラワーカップ【G3・中山】
3/10(日)
・スプリングステークス【G2・中山】
各重賞の注目馬を何頭かピックアップしてご紹介します!
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ファルコンステークス
〇ロジリオン
2歳重賞や早い時期の3歳重賞は、完成度の高さが影響するのでしょうか、とにかく前走から勝ってきている馬に良績が集中する傾向にあり、このレースも同様の傾向があります。
この馬は末脚が堅実で、特に良馬場の時計勝負への適性を感じます。
前々走の京王杯2歳ステークスで上り33.0秒、前走のクロッカスステークスでは上り33.2秒といずれもキレるところを見せてくれました。
レースぶりも落ち着いていますし、道中で馬群にいれても引っかかるようなところがなく、気性面で安定しているのも魅力と言えます。
〇ハクサンイーグル
この馬は前走で未勝利戦を突破したばかりですが、勝ちっぷりが良かったです。
スローペースの上り勝負といった展開で、あまり着差の付きにくい流れになったのですが、終わってみれば2着に3馬身差をつける完勝でタイムも優秀でした。
前述の通り、前走で勝ってきているという時点で好走の気配はありますので、人気にならない様であれば注目です。
フラワーカップ
〇カニキュル
このレースもファルコンステークス同様、前走勝ってきた馬に良績が集中していますが、今回の想定メンバ―の中で前走勝利を挙げている馬は、今のところこのカニキュルと、ヒラボクミニーとマルコタージュだけという状況です。
このうちヒラボクミニーとマルコタージュは前走が新馬戦なのですが、前走新馬戦の勝ち上がりからフラワーカップで馬券に絡んだのは、過去20年で2020年のアブレイズと2013年のサクラプレジールのみなので、データ的に見ればこの馬に魅力を感じるところです。
〇テリオスサラ
前走のクイーンカップや前々走フェアリーステークスは7着に敗れましたが、3走前の赤松賞ではステレンボッシュと0.1秒差の2着に好走しています。
そのステレンボッシュは、阪神ジュベナイルフィリーズで2着に好走していますから、横の比較で考えればこのテリオスサラも重賞級の馬と言えると思います。
阪神大章典
〇テーオーロイヤル
前走のダイヤモンドステークに勝ち、同重賞はこれで2勝目。他にもステイヤーズステークス2着、春の天皇賞3着と言った実績を持つ、現役でも屈指のステイヤーです。
この馬の凄いところは、3000m超の長距離戦でも上がり33~34秒台の上がりが使える事にあります。
阪神大章典は、極端なスローペースになり難い割には時折34秒台の上がりを求められることが有る非常にタフなレースなので、超距離適性と上がりタイム両方の評価が高いこの馬は当然注目候補となります。
〇ディープボンド
前走の有馬記念が15着、前々走のジャパンカップが10着と、近走は不振にあえいでいますが、阪神大章典は過去2勝している相性の良い舞台です。
その他にも、春の天皇賞で3年連続2着に好走していたり、宝塚記念でも掲示板を外していなかったりと、この馬の場合は特定条件下でコンスタントに好走する事が多いという特徴があります。
人気が先行するタイプなのでちょっと買いづらさは有りますが、それでも馬券的な警戒は必須と言えるでしょう。
スプリングステークス
〇シックスペンス
このレースもご多聞に漏れず、前走で勝ってきた馬から考えていきたいところ。
シックスペンスはここまで2戦2勝と絶好調ですが、いずれのレースも先行して直線スッと抜け出すと後続を抑えつけて完勝といった内容で、非常にレースセンスを感じます。
馬体の印象からも距離が伸びても対応出来そうな感じで、ここもスムーズに突破できるようであればクラシックでも俄然面白い存在になるのではないかという期待も感じる1頭です。
〇ペッレグリーニ
ペッレグリーニは未勝利とセントポーリア賞とでキャリア2勝を挙げていますが、未勝利戦で2着に退けたトゥルーサクセサーは既に未勝利を突破しています。
またセントポーリア賞のは前述のポッドテオで、こちらもその後1勝クラスを突破という事で、強い相手にもしっかりと勝ち切ってきたという点で好感が持てます。
レースぶりを見ると決して目立つ内容ではないのですが、クラスが上がっても相手なりに走ってくれそうな印象です。