＜今週の開催重賞＞
3/23（土）
・日経賞【G2・中山】
3/24（日）
・マーチステークス【G3・中山】
・高松宮記念【G1・中京】
各重賞の注目馬を何頭かピックアップしてご紹介します！
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毎日杯
〇メイショウタバル
前走のつばき賞に勝利。
前々走の若駒ステークスで、馬場入場後のハ行により競争除外となっていたため、調整等難しい部分も有ったとは思いますが、しっかりと勝ち切ってくれました。
勝ちタイムの1:46.9も、当日のトラックバイアス等も踏まえて考えばかなり優秀だと思います。
見た目は先行して粘り切りという感じのレースでしたが、ラップをみるとかなりの後傾ラップだったことが解るので、上り勝負になっても対応出来そうな点も好印象です。
〇ナイトスラッガー
前々走のシンザン記念で13着に大敗してしまった事も有ってか、あまり注目度は高くない様ですが、シンザン記念以外の3戦では全て上りを使えている点に好感が持てます。
しかもある程度先行しつつ、上りをまとめる競馬が出来ているという点で、非常に器用さも感じます。
毎日杯はスローペースになりやすく、必然的に上り勝負になる事も多いので、素質的には好走しても全く不思議ではありません。
日経賞
〇ボッケリーニ
3走前の京都大賞典、前々走のチャレンジカップ、そして前走のAJCCと、このところ3戦連続で重賞2着という結果を収めています。
G1では辛酸をなめているものの、G2とG3では2022年以降一度も馬券を外していません。
日経賞も一昨年・昨年の2年連続2着に入っている実績のあるレースなので、今回も当然注目筆頭候補となるでしょう。
〇サザンナイツ
日経賞の過去の傾向を見ると、4コーナー4番手以内の先行勢に良績が集中していることが解ります。
昨年のディアスティマや、2017年のミライヘノツバサなど中穴も出ているので、先行勢には注目必至です。
サザンナイツは近走の成績こそ芳しくないものの、2022年には今回と同じ中山芝2500ｍで2勝クラスを突破しており、その時の勝ちタイムも中々優秀だったので注目しています。
マーチステークス
〇ブライアンセンス
前走の東海ステークスで、キャリア9戦目にして初めて馬券外に沈んでしまったのですが、このレースは外々を回る競馬でロスが大きく、しかも前残りの決着となるなか中団から押し上げていく様な競馬になってしまったので、コレは参考外と見て良いと思います。
勝ってきたレースはいずれも勝ちっぷりが良く、能力的に非凡なものを持っているのは間違いありません。
〇キリンジ
地方交流重賞では好走が多い馬で、ジャパンダートダービー2着を筆頭に多数の良績を残していますが、中央では今一つ存在感を放つことが出来ていません。
ただ砂を被るのがあまり良くないタイプなので、土曜日に予報されている雨の影響で多少水分が残った馬場状態になれば、この馬にとっては歓迎できるのではないかと思います。
現に重馬場だった東海ステークスは、7着でしたが道中に受けた不利の影響が大きかったと思うので、能力的に劣っている様な印象は有りません。
高松宮記念
〇ルガル
前走のシルクロードステークスでは、阪急杯を1:19.5で走る様な快速馬のアグリに0.5秒差も付けて完勝しています。
スプリント界は絶対的エースが不在という状況なので、まだまだ新進気鋭の馬ですが、一発あっても全く不思議ではありません。
〇ウインマーベル
1400ｍ路線では間違いなくトップホースではあるものの、1200ｍではどうかという見方も有ると思いますが、2022年のスプリンターズステークス2着という実績が示す通り、重賞の1200ｍでもやれる自力は有ります。
確かに1分7秒台前半のタイムが求められるような展開になれば難しいかもしれませんが、例年の傾向に従えば、高松宮記念はそこまで早い決着なる事は稀なので、対応できる可能性は十分にあると思います。
