競馬のメモ帳

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【フラワーC'24 他】3月16日の振り返り

<3月16日のメインレース>

ファルコンステークス【G3・中京】

若葉ステークス【L・阪神

フラワーカップ【G3・中山】

 

各メインレースを振り返っていきます。

馬券の感想、反省点などを述べつつ、次走以降気にしておくべき馬についても述べていきたいと思います。

 

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ファルコンステークス

本命のハクサンイーグルは13着…

スタートから最初のコーナーを迎えるまでの間、ちょっとキックバックを嫌がっている様な感じに見えたのですがどうでしょう?

ちょっとリズムに乗れなかったんだと思いますが、別にスタートも悪くなかったのに先行出来なかったという部分で、現状ではまだ重賞で戦える実力ではないのかなと思います。

前走の内容は良かったので、次走で自己条件戦に出てきてくれれば見直したいかなと。

 

しかしダノンマッキンリーの末脚は凄かったですね~

残り400mぐらいで「あ、コレ勝ったわ」と思わせるぐらい圧巻でした。

それなりに速い流れではありましたが、別に近年のファルコンステークスと比較して特別ハイペースだったというほどではありません。

その割には勝ちタイムは1:20.2で、これは過去10年で2番に速いタイムです。

NHKマイルCとはあまり結果が繋がらないレースなので、次走を語るのは早計ですが、まあとにかくこの後も楽しみです。

 

1番人気のソンシは直線の不利が大きかったですね。

完全に進路が空いたのはラスト200m付近でしたから、これでは届きません。

ただ今回はスタートも悪かったので、その辺りが次回の課題でしょうか。

4着だったナムラアトムは、直線でソンシの進路をしっかりカットして抜け出しており、鞍上の腕が光ったレースでしたが、最後交わされてしまったあたり少し不満の残るレースです。

あとちょっと坂を苦手としているのかなという印象も有ります。

次走が京都とか、ローカルで出てくるなら期待できますが、阪神や中山・東京だとちょっと割り引きたいかなと思います。

 

シュトラウスはまだ課題がありますね。

一見すると控えさせて競馬を教えているように見えますし、現にそうしているのだと思いますが、コーナー手前ぐらいからは完全に前を追いかけようとしています。

道中も頭を振る様な走りをしていますし、直線では完全のヴァルドルチャにタックルしてしまいましたからね、次走もまだ様子を見た方が良いかもしれません。

タックルされたヴァルドルチャは、そこで闘争心を失わず、35.3というそこそこの上りで纏めているので、こちらは見直し可能かもしれません。

あとジリオンも直線でハクサンイーグルに迷惑をかけてしまいました。

この煽りをモロに受けたのがトミノキラリ。これは次走でまた期待したいところ。

 

 

若葉ステークス

本命のオルトパラディウム除外…w まあ…仕方ないですね。

 

先ずペースの話からしますが、1000m通過が1:01.0、それまでに12.7というラップもあるなど、まあ解りやすくスローペースだったわけです。

更に中盤でしっかりと息も入る展開でした。

となると逃げたホウオウプロサンゲは当然残せますし、差してきたミスタージーティー、キープカルム、アドマイヤテラ辺りは、人気通りに力があったのかなという印象です。

 

パフォーマンス的には勝ったミスタージーティーよりも、キープカルムアドマイヤテラの方が派手に見えました。

キープカルムは直線を向いた時点で前にも横にも馬がいるという状況。結局すぐ進路は空いたんですが、ワンテンポ追い出しを待たされたのは間違いなく、しかしそこから上り最速を繰り出しています。

アドマイヤテラは、4コーナーの出口でほぼ団子になる様な展開の一番外を回って食い込んできている訳ですから、ロスが大きかった割には頑張ったなと思います。

 

とは言え、これだけ先行勢にバイアスがかかっている展開であれば、やはりキープカルムやアドマイヤテラの位置からでは厳しいわけで、今回に関しては何度やってもミスタージーティーかなと。

能力に大きな差は無いと思いますが、器用さとかレースセンスの部分では、現状ミスタージーティーに軍配が上がっている、と言えるのではないでしょうか。

 

 

フラワーカップ

本命のカニキュルは残念ながら6着…

直線を向いた時点での手応えは良さそうでしたが、坂がダメなのかもしれませんね。

とはいえコレでキャリア3戦目。この馬に限らずですが、全馬まだキャリア1勝と若いので、今回の結果を踏まえて大きく評価を上げたり下げたりする必要はないかなと思います。

ただカニキュルに関しては、新馬戦でも坂で前との差が開いてしまったので、現状ではフラットな競馬場の方が良さそうですね。

 

勝ったミアネーロですが、内を捌いて抜けてきたあたり操縦性の高さは有りそうです。

多分桜花賞よりオークス狙いだと思うので、こういった器用な競馬が出来たのは評価が高いですね。

ただ、鞍上の津村騎手がレース後「先頭に立ってからはフラフラするところがあった」とコメントしている通り、残り100m切った辺りで何かこう飛び跳ねるような走りになっていたというか、ちょっとリズムが悪くなっているように見えます。

桜花賞に出るのかオークス直行なのか解りませんが、楽しみではあるものの課題も有る馬です。

出来ればオークス前にもう一戦見てから判断したいような気はしますが…どうでしょうか。

 

他の馬だと、逃げて5着のエルフストラックは次走の注目度が高いです。

レースラップを見ると、最初の1ハロンを除いて一番遅いラップが12.1なので、例年に比べかなりのハイペースになりました。

実際着順上位は中団以降からの差し馬ばかりですから、その中で粘り切った内容は評価できると思います。

まあただ1コーナーの入りで他の馬に少し迷惑をかけてしまいました。

だらかと言って評価を落とすような話では無いんですが、まあ完全にはハナを取り切れてないという見方もできます。

今回の中山1800mの様な最初のコーナーまでが短いコースだと同じレースが出来ない可能性は出てくるでしょうし、距離を短縮してくるようであればコレもテンの1ハロンのペースが厳しくなるわけですから、やはりちょっと疑ってかかる必要が出てくるかなと思います。

 

ラップの話で言うと、今回ラスト4ハロンが全て12.0でした。

ハイペースになった事で、一瞬のキレよりもジリ脚が活きたレースだったのかなと思います。

なのでホーエリートカンティアーモラビットアイ辺りは、ジリ脚が活きるような展開なら次走も有力視できます。

やはりこの子たちもオークスでどうかなと思いますし、それ以外だと阪神内回りとかに出てくるなら面白そうです。