<3月10日のメインレース>
・金鯱賞【G2・中京】
・アネモネステークス【中山】
各メインレースを振り返っていきます。
馬券の感想、反省点などを述べつつ、次走以降気にしておくべき馬についても述べていきたいと思います。
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金鯱賞
本命のドゥレッツァは2着。買い目は1着固定だったので撃沈と相成りました…
まあドゥレッツァは直線に向いた時もスムーズとは言い難かったですし、大して勝ったプログノーシスは、道中でドゥレッツァの内を突いた事で直線も内を捌く事が出来ました。
この2頭のロスの差は大きいです。が、5馬身差が覆るほどかと言われると…
この結果は4歳馬全体のレベルについて、悲観的な意見を決定づけてしまう様な結果になりました。
12着だったノッキングポイントは、確かにドゥレッツァに進路をカットされるような形になってしまったんですが、手ごたえが悪かったからこそあそこをカットされた訳で、着順含めちょっと言い訳にはならないかなと思います。
シーズンリッチも殿入線で、まあこの馬の場合明らかに太かった訳ですが、かといってハナ切って早々に失速して大差負けというレース内容も仕方なかったのかと言われると、やはりそれはちょっと…
まあただスタートからの行き脚は良かったので、体型的なこともありますしいっそマイル以下ぐらまで距離を短くしてみたらどうなんだろうと妄想してみます。
余談ですが、個人的にはこの世代はトップナイフさんが最後の砦かなと感じます。
3歳で札幌記念で連対できる馬はそう多くありませんので、まあ何とか頑張ってほしいです。
他の馬で言うと、久々だったヨーホレイクが良かったです。
調教から動きは良かったのですが、結果差し決着となる中で先行して粘り切っているのはこの馬だけですから。
ちょっと対比みたいな言い方になってしまいますが、実力馬揃いの世代の中で早くから活躍していた馬ですから、久々とはいえ軽視厳禁だったという事ですね。
次走も期待できると思います。
ヤマニンサルバムはペースの問題だと思います。
今回は1000~1200mでやっと12秒代のラップが出てくるぐらいの前傾ラップでした。
この馬が得意とするパターンと比較すると200mぐらいペースが緩むのが遅かったので、結果伸びあぐねる格好になったのかなと思います。
まあいずれにせよ、これから重賞の舞台で戦っていくとなると、現状は展開の助けも要るような感じがします。
個人的には、ペース的話で言うのであれば、今なら中京2000mより東京2000mの方が良さそうな感じもしますが。
フィリーズレビュー
レースを振り返る前に、先ずコチラのポストをご覧いただきたい。
#フィリーズレビュー
— マック@競馬予想 (@mackeiba) 2024年3月6日
ここ3年のみのトレンドとして「前走1200m組の穴馬券」があります。
しかし過去20年のデータで見ると、前走千二組はとても買えたものではありません。
ではここ3年は何が違うのかというと、兎に角全体時計が速い。
高速化により求められる能力が変わってきているのかもしれません。
もうドンピシャじゃないですか??
なのになぜ私の本命はエトヴプレではなくカルチャーデイだったのでしょうか?
めっっっっちゃくちゃ悔しいです…!!
エトヴプレは結果的にハナに立ちましたね。しかし藤岡騎手が冷静で、3ハロン33.8秒というペースを作り上げました。
これ、ポストで言及した直近3年の早い時計の中でも一番遅いペースなんですね。結果最後まで脚が持った、という事でしょう。
藤岡騎手もレース後に「1400mがギリギリ」というコメントを残しているので、桜花賞での活躍は楽観視できませんが、今後スプリント戦をにぎわせる様な馬になってくることを願います。
本命のカルチャーデイは、1コーナーの入りのところでかなりエキサイトしているように見えました。
私はある程度前に行くんじゃないかなと思って見ていたのですが、酒井騎手は少し控えて前に馬を置く競馬を選択しましたね。
気性面に課題が有るのは前走でもそうだったので、恐らくはその辺り馬に競馬を教える事も目的としてあったのかなと思いますが、それが裏目に出てしまった格好です。
速いタイムが出るならばと本命にしたのですが…残念。この馬も現状マイルはどうかなと思います。
1番人気で2着だったコラソンビートは、前半少し行きたがっていた結果後半伸びあぐねたのかなという印象です。
でもコレ、前走の阪神JFでもそうだったので、前走がマイルで今回1400mに短縮しても同じという事では、この先ちょっと難しくなってしまったなと思います。
これは妄想ですが、デキがもう一息とのコメントも有ったので、このままクラシックで頑張るよりいったん休んで夏場に仕切り直しの方が良いのではないでしょうか?
そして状態面もレース内容もイマイチだったコラソンビートから1馬身以上離されてしまった3着以降の馬は、現状では成長待ちかなという印象が否めません。
2番人気4着だったバウンシーステップも、最初のコーナーまではかなりエキサイトしていたので、それで4着であれば能力は有ると思うのですが、かといって次戦で見直し可能かというと、気性面の成長を感じられるようなレースが見られるまで待ちたいかなと思います。
アネモネステークス
本命はテウメッサでしたが、対抗指名のキャットファイトに粘り切られました…
馬券は1着固定の馬単だったのでハズレ。
キャットファイトは、他の馬が結構外を回す中、終始ラチ沿いを通って粘り切りました。
こう言っちゃうとキャットファイトちゃんには悪いのですが、今日はなんか大人しかったですねw
前走なんか、外から並びかけられてから露骨に嫌がってる感じありましたけれども、今日は優等生な感じの競馬でした。
ただ通ったコースの関係か、結構道中も他の馬とは離れていたように見えます。
プレッシャーなく走れた結果と見る事も出来そうで、この一戦で気性面の成長を感じる、と判断して良いのかどうかはちょっと迷いどころ。
テウメッサも良く追い上げました。
逃げたメイショウヨゾラが3着に粘り切っているあたり、明らかに先行勢にバイアスのかかった展開だった訳ですが、今回の様な時計のかかる馬場でしっかりと上り最速をたたき出している訳ですから、やはり能力は高いです。
ただ真に力を発揮できるのは速い時計が出る馬場かもしれませんね。
馬場は勿論どうなるか解りませんが、桜花賞も期待できると思います。
馬券外の馬だとラヴスコールがちょっと気になりました。
結局内の方を通った馬で1着~3着だった中で、この馬はめちゃくちゃ外を回って掲示板まで食い込んできています。
そもそも逃げたメイショウヨゾラが結構内を開けて走っていて、その外にいたガジュノリ・ソルトクイーン・エリカエスティームらも外を回る形になり、3コーナー付近で進出を開始していたラヴスコールは更に外を回さざるを得なかったわけです。
にも拘らずそれら3頭をまとめて交わし去って5着なので、着順以上にパフォーマンスは派手だったと思います。
以上です。
明日は今週末の重賞から気になる馬を何頭かピックアップしてご紹介します!