競馬のメモ帳

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【フローラステークス'24 編】データで見る今週の重賞

東京11R フローラステークス【G2】

このレースをデータの面から自分なりに分析していきたいと思います!

 

 

フローラS

先ず馬番別成績から。これは過去20年のデータです。

ここから人気上位5頭を除いたデータがコチラ。

更に東京芝2000m全体でのデータがコチラ。

内枠有利というより外がダメって感じです。それも割と顕著に。

東京芝2000m全体でも同じ傾向なので、フローラSが開幕週付近でやるからとか、そういう理屈ではなさそう。

 

ただちょっと気になるデータもありまして…

日曜は雨が降る可能性もありそうな予報なので、良馬場以外での開催になる可能性も考慮すべきかなと思います。

フローラステークスが良馬場以外での開催になったのは過去20年で2回しかないので、データを取るには少な過ぎますから、東京芝2000mで良馬場以外、且つ1番~5番人気を除いた馬番別成績を見てみましょう。

意外と外からも来るんですよね。

そもそも馬場状態関係なくフローラステークスだけ集計したデータを見ると、過去20年で15番枠から勝馬が3頭出ていますが、東京芝2000m全体の集計で見ると勝馬は9頭しかいません。

つまり外が厳しいといえば厳しいんだけどフローラステークスに関しては存外無視も出来ないという感じのデータになっています。

かといってガラりと外優勢になる訳ではなさそうですが、穴馬を探す際には参考にしたいデータかなと思います。

 

話を変えて、次に前走距離別成績を見てみます。

基本的にはは延長組に妙味有りという感じがします。

特に前走中山1800m組。まあフラワーカップがあるからですが、ここの成績は目立ちます。

前走1600mも結構健闘していますが、マイル戦なら関東を使ってきた馬の方が良さげ。

逆に同距離組だと関西を使ってきた馬の方が優勢…に見えますが、過去10年で比較するとあまり顕著な差はありませんでした。

距離延長組はサンプルが少ない為判断が難しいですが、データ上は目立つ存在ではありません。

 

他に興味深いなと思ったのが馬体重増減別成績

1枚目が過去20年で2枚目が過去5年の集計ですが、前走から体重減らしている馬が結構健闘している印象。

育ち盛りの3歳戦なので、体重減はあまり歓迎できなそうな印象がありますが…

 

フローラステークスは、基本的に桜花賞に出れなった馬、又は最初からオークス狙いの馬が来る舞台だと思います。

そしてそういう馬達はほぼほぼ賞金が足りていないので、ここは是が非でも権利を取りに行きたいハズ。

つまり力のある馬はキッチリ仕上げてくるのではないでしょうか?

実際のところ、馬体重2桁減で好走してきた馬を見ると人気どころが多めです。

・2023年 ゴールデンハインド(7番人気)

・2021年 ユーバーレーベン(2番人気)

・2020年 ウインマリリン(4番人気)

・2016年 パールコード(2番人気)

・2015年 マキシマムドパリ(3番人気)

ガレたのではなく、万全に仕上げて馬体を絞った結果の体重減の可能性があると思います。

なので人気どころの馬体重大幅減はあまり割り引く必要はないかもしれません。

調教派、パドック派の人たちの意見も参考にしながら判断していきたいところです。

 

次に展開的な部分を分析していくと、スローペースになる傾向が強いためか、やはり逃げ・先行勢優勢です。

特に逃げに関しては近5年の成績が良く、ここ5年だけで4頭が馬券に絡む活躍を見せています。

…と、ここでまた良馬場以外の時の話をしておきたいんですけど、過去2回あった良馬場以外のフローラステークスはそうとも限りません。

 

<2013年大会 稍重

1着 ⑫デニムアンドルビー(1番人気) -⑱⑯⑤

2着 ⑩エバーブロッサム(2番人気) -⑪⑧⑤

3着 ⑥ブリュネット(9番人気) -⑩⑧⑩

<2011年大会 重>

1着 ⑧バウンシーチューン(9番人気) -⑯⑫⑬

2着 ①マイネルソルシエール(15番人気) -⑤⑤⑤

3着 ⑤ピュアブリーゼ(3番人気) -④③④

 

他の開催よりは明らかに差しが届きやすくなっています。

この時はそんなに外枠から突っ込んできたという感じでも無いですが、前述の通り良馬場以外の時の馬番別成績を見ると、良馬場の時よりも外枠の馬が明らかに馬券に絡みやすくなっているので、良馬場以外の時は差し警戒、外枠ならより注意、ぐらいのことは言っても良さそう。

 

もう一つ、近20年と近5年を比較した際に異なる結果が表れているデータがあって、それが前走着順別成績です。

端的に言うと、近年は前走好走馬の信頼度が低くなっています。

最初が近20年、後が近5年のデータです。

近20年のデータでは、馬券に絡んだ馬のうち65%が前走3着以内という成績でしたが、近5年では46.67%に低下しています。

特に前走2.3着の馬は低迷しており、近5年ではそれぞれ1頭ずつしか馬券に絡んでいません。

勿論その分前走で負けてきた馬たちが頑張っているわけですが、それは何か要因が有るのでしょうか?

 

これはちょっと妄想も入るんですが… 近年は桜花賞使わないで最初からオークス狙いみたいな馬増えたような印象が有るんですよね。

要は前走ではちょっと不甲斐無い結果だったけど、もう桜花賞は捨ててココに集中!みたいな。そういう馬が増えたような…?気がしないでもない…?

まあ後は外厩含めた調教技術の発達とかで、前走負けてきた馬でも調子を取り戻しやすいみたいな、そういった事もあるかもしれません。

 

まとめると…

調教の様子など仕上がり具合が大事になりそうなレースです。

いや勿論、調教とか状態とかが大事じゃないレースなんてありませんが、兎に角権利が欲しい馬が出てくるレースだと思うので、そういう意味ではいつも以上にその辺りの要素が結果に繋がるじゃないかなと思います。

 

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※参考にさせて頂いたサイト様

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