競馬のメモ帳

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【マイラーズカップ'24 編】データで見る今週の重賞

京都11R マイラーズカップ【G2】

このレースをデータの面から自分なりに分析していきたいと思います!

 

 

マイラーズC

このレースは、1970年の第1回大会から2011年の第41回大会まで阪神競馬場で行われていましたが、その後京都競馬場に舞台を移し2020年まで実施。

更に京都が改修工事を行っていた期間でまた阪神開催となり、昨年改修工事完了後の京都で初開催という変遷を辿っています。

このように開催条件がここ20年内で複数回変わっているため、データが有用なレースとは言い難く、例えば馬番別成績などを拾ってもあまり意味は無いように感じます。

 

ただ、参考になりそうなデータもいくつかあります。

先ず前走距離別成績。

これは改修後の京都芝1600mの前走距離別成績。

そしてこれが京都開催の時のマイラーズCの前走距離別成績です。
単に京都芝1600mだけでデータを取った時と異なり、マイラーズCの時は距離短縮組が活躍し、逆に前走同距離組は苦戦していることが解ります。

出走頭数を見るとどちらも変わらず前走同距離組が一番多いので、これはつまりマイラーズCに関しては前走で1600m以上のレースを使ってきた実力馬が出走してきがちという事が言えます。

代表的なところで言うと中山記念ですね。今回の想定メンバーだとソーヴァリアントが該当します。

 

もう一つ、特徴的なデータがあって、前走上がり順位別成績を見てみます。

改修後の京都芝1600mのみのデータです。

前走上がり1位の馬の勝率が突出して高く、上がり4位ぐらいまでは勝率・連対率・複勝率ともに優秀です。

一応他の競馬場でも同様の傾向が有るのか、主要5場を調べてみましたが、京都程顕著な結果が得られる競馬場は有りませんでした。

 

実際、去年の勝馬のシュネルマイスターがそうであったように、差しは決まりやすい舞台だと思います。

2012年~2020年・2023年の京都開催のみを集計したマイラーズCの脚質別成績がこんな感じ。

流石に最後方からの追込みがバンバン決まる様な舞台では有りませんが、中団~後方グループからの差しはよく届いている印象です。

ただ先行勢も頑張っているので、このレースではあまり脚質による有利不利は考えなくてもよさそう。

ハイペースになりそうなら後方の馬を意識する必要があるでしょうし、ペースが落ち着く様であればセオリー通り前が有利になるでしょう。

土曜の開催も見ながら、当日のトラックバイアスを見極める事も重要です。

 

また雨が降る可能性もありそうです。

前述の通りあまりデータが有用でないレースなので、ここから更に良馬場以外とかでフィルタリングを掛けるとサンプルが少なくなり過ぎるため載せませんが、馬場が渋ればセオリー的には差しへの警戒感は増すと思います。

京都開催だった時のマイラーズカップで良馬場以外だったのは2012年の1例のみ。

この時は平均的なペースでしたが、ダノンシャークが後方から差してきています。

 

 

まとめると…

展開読みが大事になりそうなレースです。

前述の通り差しへの警戒度は結構高いと思うので、展開と馬場傾向的に差しが台頭するかどうかを見極め、馬券に落とし込んでいくことが勝利への鍵な気がします。

 

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※参考にさせて頂いたサイト様

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