5月4日 京都11R
このレースをデータの面から自分なりに分析していきたいと思います!
京都新聞杯
先ずは改修後の京都芝2200mの馬番別成績から見ていきましょう。
サンプルは大して多くないんですが、何となく「9番枠の成績が良いなー」「真ん中より内目がいいのかなー」といった感想を抱くと思います。
ただ外の枠ほどレース数が少なくなっているので、このままでアテになるデータとは言えません。
そこで次に条件で枠番別成績を見てみます。
5枠と8枠が頭一つ抜けている印象です。
これを踏まえて、5枠と8枠のうち5枠のみ、又は8枠のみが連対したレースの出走頭数を調べていきましょう。
<5枠と8枠のうち、5枠"のみ"が連対>
①23/5/6 京都新聞杯 12頭
②23/5/7 烏丸S 15頭
③23/10/8 清滝特別 12頭
④24/1/21 4歳上1勝 17頭
⑤24/2/11 京都記念 12頭
平均出走頭数:13.6頭
<5枠と8枠のうち、8枠"のみ"が連対>
①23/4/23 平山特別 10頭
②23/4/29 矢車賞 7頭
③23/5/7 3歳未勝利 9頭
④23/5/27 3歳未勝利 13頭
⑤23/11/4 3歳上1勝 11頭
⑥23/11/4 3歳上2勝 11頭
⑦24/4/27 4歳上1勝 10頭
⑧24/4/27 矢車賞 12頭
平均出走頭数:10.375頭
この様に出走頭数に明らかな差異が確認できます。
14頭立てだった場合の5枠って8/9番なので、9番枠付近の成績が良いのは単なる偶然ではなさそうです。
因みに小頭数の時に外枠が良いという傾向は弥生賞なんかでも有りますね。
気を付けたいのは、単に5枠と8枠が良いよという話では無いという事。
出走頭数に明確な傾向があるという事は意識しておいてください。
もう一つ気になったデータとして、前走人気別成績と前走着順別成績を見て頂きます。
これは過去20年の京都新聞杯のうち、中京開催だった昨年・一昨年を除いた集計です。
このレースで馬券に絡んだ馬のうち、前走で勝利している馬は全体の4割にも及び、3着内まで含めれば過半数に達します。
また前走でも人気を背負っている馬が多く馬券内に入着しており、前走で1.2番人気だった馬が過半数を占めています。
これを踏まえて、同じ条件で当日の人気順別成績を見てみましょう。
人気馬が順当に来ていることが解ります。
紐荒れを狙うにしても、3着内率で2割超の6番人気か、1割超の8番人気ぐらいまでで考えておく方が無難な印象です。
次に中穴をねらうために有効なデータは無いかなーと探してみたんですが…
脚質別成績と当日のペース傾向を見て頂きます。
同じく中京開催を抜いた過去20年の集計ですが、脚質・ペース共に顕著な傾向がありません。
逃げが厳しそうな印象が有りますが、この馬券に絡んだ4頭には昨年のリビアングラスと2019年のロジャーバローズがおり、近年は逃げ馬が馬券内に来ているのでコレも軽視は出来ません。
穴をねらうなら前述の枠と、やはり近走内容をしっかり見極めて考える必要が有りそうです。
まとめると…
近走内容を重視しつつ、人気どころから点数を抑えた買い方が必要になってきそうなレースです。
繰り返しますが過度な穴狙いはデータ的に有効ではありません。
それでも突っ込むなら、近走内容をしっかりと分析して、データ的傾向から外れた結果に着地するであろう理由付けが出来るかどうかを考えていく必要があると思います。
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※参考にさせて頂いたサイト様
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