<3月2日のメインレース>
・早鞆特別【小倉】
・オーシャンステークス【G3・中山】
各メインレースを振り返っていきます。
馬券の感想、反省点などを述べつつ、次走以降気にしておくべき馬についても述べていきたいと思います。
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早鞆特別
このレース本命のタマモヴェナトルは2着、推奨買い目から馬連の的中となりました!
戦前の予想通り、先行争いが激しくかなりの前傾ラップとなりました。
ただ中盤以降は12秒台後半のラップを連発しており、しっかりと息が入っていたのも特徴。結果先行勢からも持ちタイムに優れるサパテアールが3着に粘り込んだといったところでしょうか。
このような展開なので4コーナーではある程度の位置にいないと厳しいレースになりました。
タマモヴェナトル鞍上の菊沢騎手は、馬をしっかりと前に置いて、無理に押っ付けるでもなく位置取りを上げていく様な競馬をしていたので、素晴らしい騎乗内容だったと思います。
ただタマモヴェナトルよりも、このような展開の中4コーナー10番手の位置から差し切ったアイファーテイオーがただただ強かったというレースでしたね。
ようやく2勝クラス脱出となった訳ですが、クラスが上がっても期待できるのではないでしょうか。
他に気になった馬だと、先ずモディカ。スタートから向こう正面ぐらいまでずーーーっと追い通しでした。
結果3コーナー手前で早々に脱落してしまったので、これは状態面が気になります。
流石に一回休ませる事になるんでしょうけれども、次走出てきた時は調教やパドック、返し馬での様子なども気に掛ける必要があるかもしれませんね。
あと5番人気で11着に沈んでしまったタマモタップダンスは鼻出血発症との事です。
次走以降に期待したいですね。
チューリップ賞【G2】
このレース本命はミラビリスマジックだったわけですが、残念ながら6着に敗れました。
レース後の田辺騎手は「ペースも早く脚がたまりませんでした。」とコメントしている事からもわかる通り、このレースは近年の中でも結構なハイペースになりました。
2F目に10.8というレースラップが出ており、その後もラストを除いてすべて11秒台というラップで、テンも早いし中盤も緩まなかったという事が解ります。
近年でコレに近いラップだったのが2022年のナミュールが勝った時のレースで、この時は差してきたナミュール・ピンハイが1・2着、先行勢では阪神JF勝馬のサークルオブライフが何とか3着に粘り切ったという結果でした。
2022年大会は良馬場でしたが、今回は稍重馬場ですから、やはり先行勢には厳しいレースになってしまったのかなと思います。
ミラビリスマジックは賞金的にちょっと桜花賞は厳しいかもしれませんね。
コレは完全な妄想ですけれども、次走でスイートピーステークスか忘れな草賞辺りを使って何とか賞金を加算しオークスに出てきてくれれば、オークスは間違いなく今回の様なペースにはなりませんから、まだ見限れない存在かなと思います。
他に気になった馬はやはりセキトバイーストですね。
水曜日に投稿した注目馬紹介で「逃げ馬は注意」的な事を行ったんですが、ブログで挙げたエラトーではなくこの馬が逃げる形になりました。
テンの脚が速く、鞍上のアクションは大きくありませんでしたがスムーズにハナを主張出来ていました。
前述の通り前に行った馬には厳しい展開となる中そのまま2着に残している訳ですから、馬場適正も有ったかもしれませんが、力もつけてきたなと感じます。
ただパトロールを見ると、スタート直後にすぐ内の方へと進路を取っているのが解ります。
隣のフルレゾンのスタートが良くなかったのであの様な進路が取れましたが、フルレゾンに五分に出られていたらどうだったのかな?という気もします。
勝ったスウィープフィートについては、確かに直線良く伸びているのですが、かなり内ラチの方にヨレて行っている事が解ります。
脚色は全然違ったので他の馬への影響は少なかったとは言え、馬場も展開も向いていたと思われる中で、桜花賞に向け視界良好とまでは言えない様に感じます。
それに他の馬への影響が少なかったと言っても全く無かった訳では無く、特に内ラチ側にいた1枠の2頭は直線全く進路が無くなっていました。
ラーンザロープスは鞍上の横山典弘騎手が完全に追うのをヤメているので、この着順ほど評価を落とす必要はないかなと思います。
オーシャンステークス【G3】
このレースの本命はヨシノイースターで、惜しくも4着。
推奨買い目でワイド②-⑩⑮を上げていたので、本当に惜しかったです。
スタートが悪い馬で、このレースも首を下げてる時にゲートが開いてしまいましたが、枠を活かして何とか先行してくれました。
結果読み通りにはなったのですが、最後は交されてしまいました…残念。
勝ったトウシンマカオもスタートに課題が有った馬ですが、前走といい今回といい、しっかりスタートを決めていました。
一昨年の京阪杯を勝った時から評価の高い馬でしたが、さらに一皮向けたような印象すらあります。
今のスプリント界は絶対的エース不在という情勢ですから、高松宮記念でも面白い存在なのではないでしょうか。
2着のビッグシーザーも頑張ってくれました。
4コーナーの出口付近で両サイドから挟まれるような形になりましたが、それをもろともしませんでした。
依然良馬場での時計勝負となった時にどうかという疑念は拭えないものの、力の要る展開になった時は今後も注意が必要だと思います。
人気上位だったシュバルツカイザーですが、直線大きく外に回ってロスも有ったと思いますが、馬場の良いところを選んだ割には伸びが案外でした。
前々走のカーバンクルステークスはかなり早い時計が出る状態だったので、馬場適正の部分に敗因を探れそうです。
あとコレは競馬の結果と関係あるか解りませんが、4コーナー辺りのキックバックがすごかったですね。
後方に沈んでしまった馬の中には、その辺りに原因の一端を探れる馬もいるかもしれません。
そんな中、終始内ラチ沿いを追走し上がり最速だったバルサムノートには、このような馬場への適性を高く感じました。
以上です。
明日は日曜の競馬を振り返っていきたいと思います。