<3月3日のメインレース>
・関門橋ステークス【小倉】
各メインレースを振り返っていきます。
馬券の感想、反省点などを述べつつ、次走以降気にしておくべき馬についても述べていきたいと思います。
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関門橋ステークス
このレース本命だったエーデルブルーメは残念ながら4着でした。
先ずこのレース、逃げ馬が外枠に固まっていたので前傾ラップになるかなと思っていたのですが、マテンロウアレスの行き脚が早く、そうそうに隊列争いが決着した結果普通にスローペースになりましたね。
もうこの次点で予想大外れなんですが、鞍上の北村騎手はスローペースを見越して早めに進出を開始、結果最後伸びあぐねる格好にはなりましたが、こういう展開はあまり得意ではない馬なので、この結果もやむなしかなと思います。
しかしまあ小倉の馬場はロングラン開催の最終日にふさわしい?激重馬場でしたね。
小倉の芝2000m、3勝クラスでコレより遅いタイムは2012年の関門橋ステークスまで遡ります。
この時は重馬場で11頭立てのスローペースなので遅いのも当たり前なのですが、今回は一応フルゲートですからね、特殊と言っていいほどの馬場状態でした。
そんな中、終始推進力が衰えなかったのが勝ったニホンピロキーフ。
最後流す余裕すらありましたからね、コレは相当な重馬場巧者です。
マテンロウアレスも良く逃げ粘りました。
3コーナーでフィデルに前に出られているのですが、4コーナー出口ではもう差し返していましたからね。
終始馬場の悪い内埒沿いを通って残している訳ですから、こちらも馬場適性を示した格好です。
ただ3コーナー手前ぐらいまではノーマークの単騎逃げでしたから、まあ楽逃げではありました。
次走、特に良馬場の場合は過信は禁物でしょう。
他にこういった馬場が得意そうな馬だと、7着だったナムラカミカゼもコーナーでスルスルと順位を押し上げていましたし、最後までしっかり伸びていたので適性は高そうです。
ただ馬体重はどうなんでしょうか?
私の目には若干太いように見えましたが…あまり馬体診断は得意では無いので…
次走で体重を減らして来たら強く推せるかというと疑問符はあります。が、とにかくこういった重馬場なら注目です。
他に気になった馬で言うと11着だったバレエマスター。
この馬はこういった馬場がダメで、痛みの激しい1コーナーではかなり外を回していました。
それでも先団に取りつこうと積極的に運んでいましたが、こんなにも不得意な馬場で、これだけロスも多く走ってしまっては、早々に離脱してしまうのも致し方ないでしょう。
今回のレースは完全に参考外と見て良いでしょう。
大阪城ステークス
このレース本命のピンハイですが、12着に大敗しています。
明らかに状態が悪かったですね。スタート後に少し挟まれる様な格好になったとは言え行き脚も鈍く、いつもより後ろからのレースになってしまいました。
いつもどおり3コーナー中間ぐらいから上がっては行きましたが、直線を向いてからも全く弾けませんでした。
まあ直線ではサトノエルドールに弾き飛ばされる様な場面もあり、馬格の小さい馬なのでこういった不利は大きく響いてしまうとは思うのですが、それにしてもいいところが無かったです。
勝ったステラヴェローチェは、まあ戦ってきた相手が違うという事でしょう。
鞍上の酒井騎手はギリギリまで追い出しを待っていたので、斤量面の影響は大きいと見ていたのかもしれませんが、ゴーサインが出てからはしっかりと反応していました。
レース後の酒井騎手のコメントでは「調教ではすごくかかっていた」「折り合い重視で乗った」とあり、まさに狙い通りの騎乗といったところでしょうか。それに応えた馬も見事です。
一時「行方不明」とか言われていましたけどね、この先楽しみな1頭です。
3着に粘ったショウナンマグマは、スタート直後から鞍上のアクションが大きかったので、最初から逃げるつもりだったのかもしれません。
外に進路を取った2頭には交わされたものの、それ以下は寄せ付けていませんから力を示しました。
かつてラジオNIKKEI賞で逃げて2着という成績を残していますし、3走前のディセンバーステークスではロングラン相手に0.2秒差の3着。そのロングランは小倉大賞典で2着に入るような馬ですから、力関係を踏まえれば見限られ過ぎでしたね。
5着のオニャンコポンはコーナーで位置取りが下がってしまい、直線を向いてからもしばらくは前が壁という状況で万事休すかと思いましたが、内に進路をって良く粘り込みました。
前走よりも内容が良くなっていますし、次は期待できるのではないでしょうか。
ただ、良い時のこの馬は、コーナーでもしっかりと加速が出来ていました。
その辺りの感覚が戻ってくれば、より大きな舞台でも羽ばたけるかもしれません。
11着に敗れたルージュスティリアはゲート内で立ち上がったりと落ち着かない様子でした。
ちょっと繊細なところがある馬で、実力を発揮しきれない場面が目立ちます。
奇数番枠も影響したのかもしれませんね。まだ見限れないですが判断の難しい馬です。
弥生賞ディープインパクト記念
このレース本命はトロヴァトーレでしたが…まあ、エキサイトしていまたねw
もうシンエンペラーと喧嘩しまくっていました。
あれでは最後失速もやむなし。ただ次走以降の判断は難しいですね。
皐月賞は難しいとして、仮にステップレースを使ってダービーに出てきたとしても、東京の長い直線で最後まで脚がもつのかちょっと疑問です。
一瞬のキレは非凡なものを持っていると思うのですが…
対して、同じくエキサイトしていたシンエンペラーは、その割にはちゃんと結果を残しました。
課題は有りますが次走も楽しみな存在です。
まあ、ただこの馬の場合「誰が乗るんだ」問題がありそうなのが厄介なところですが…
その様に人気上位馬達がエキサイトする中で、終始冷静にレースを進め、鞍上の策にも応えたコスモキュランダが重賞制覇。
お恥かしながら無印だったのですが、ファビュラススターをそこそこ上位に評価してたのだからせめて印は打つべきでした。
これはもう素直に大反省です。
今日の競馬の感じからしてスローペースへの適性が高そうなので、皐月賞よりもダービーの方が面白いかもしれませんね。
シリウスコルトは3着に粘りましたが、忌憚なく言えば本来飛んできそうな馬が自滅した事による影響かなと思います。
やはり早い上りは使えないなと感じました。
なのでこのレースの様に前目で運んでどれだけ粘り込みを図れるかが勝負になりそうです。
幸いにもその脚は今のところ晴雨兼用なので、前残りが想定される様なレースで狙っていきたいかなと思います。
以上です。
明日は今週末の重賞から気になる馬を何頭かピックアップしてご紹介します!