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【ヴィクトリアマイル'24 編】データで見る今週の重賞

5月12日 東京11R

ヴィクトリアマイル

このレースをデータの面から自分なりに分析していきたいと思います!

 

 

ヴィクトリアマイル

先ず東京芝1600mには非常に摩訶不思議なデータがあるのでご紹介させてください。

枠番別成績を見ていきます。

これはヴィクトリアマイルでの枠番別成績

ご存知の方も多いと思いますが、3枠の成績がめちゃくちゃいい事が解ります。

では次に東京芝1600m全体での枠番別成績を見てみましょう。

別に3枠が特別良いわけでは無い事が解ります。

不思議なのがココからで、次に東京芝1600m全体のうち牝馬限定戦に絞った枠番別成績を見てみます。

3枠が良いんですよねぇ…

理屈は全然わからないんですが、東京芝1600mは牝馬限定戦の時だけ3枠の勝率が良いという事が言えます。

確かに過去のヴィクトリアマイルの3枠には人気馬が入りがちではあるため、全体成績もヴィクトリアマイルの偏りに引っ張られているだけなのかもしれませんが、まあ事実として勝率は良いわけです。

それに人気馬が入りがちといっても、アドマイヤリードの6番人気とか、エイジアンウインズストレイトガールの5番人気とか、単式で買えたら配当にも期待できそうな人気の馬が来ています。

ちょっと頭の片隅にでも置いておきたいデータかなーなんて思っています。

 

次に見て頂くのが、前走からの距離差別成績。

ここで注目してほしいのが距離短縮組です。

一見すると単勝回収率が低いだけで3着内率とかは別に悪くないし…と思うかもしれませんが、コレ距離短縮という事は、前走大阪杯組を擁してこの結果という事です。

1頭だけですけど、前走が有馬記念だったアーモンドアイも距離短縮組の中に入っていますからね、それらを差引いてしまうと距離短縮組が相当苦戦している事が解ります。

具体的には勝率が3.28%、連対率が8.20%、3着内率が11.48%となるので、同距離・距離短縮組と比較した場合に何れも最低値となります。

 

何故距離短縮組が苦戦しているのでしょうか?

その理由が恐らくココにあるんじゃないかなと思います。

このレースの上りタイムを見てみましょう。

マイル戦らしく速い上りが求められるわけですが、特に2016年以降は、3着内に食い込むためには33秒台前半の上りを求められている事が平均値を見ると解ります。

まあマイルG1なんだしそりゃそうでしょ?と当然思うんですが、これを踏まえたうえでこのレースの上り順位を見て頂きましょう。

勝馬はともかく、2.3着の馬はレース全体でみると速い上りを使っている訳でないんですね。

平均を取ればせいぜい上り6位前後なんです。

例えば昨年2着のソダシと3着のスターズオンアース。それぞれ上りタイムが33.6秒でしたが、上り順位は8位となっています。

33秒半ばぐらいの脚を使っても全体の8番目そこらでしかないんです。

ソダシもスターズオンアースも中団より前で競馬をしていますからね。

マイル戦のペースで先行して33秒半ばの脚を使って何とか馬券内というレベルのスピードが求められるわけです。

これはちょっと中距離を主戦場とする馬には簡単な事では無いですよね。

 

さて最後に。

このレースについて、往年の競馬ファンは荒れるG1というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、近年に関しては結構おとなしめであるという事は頭に入れておいた方がいいかもしれません。

ちょっと半端なんですが、近18年の前走人気順別成績。

こちらは近5年の前走人気順別成績です。

総数が半端なのは前走海外組がデータに組み込まれていない為です。

近年に関しては、馬券内に来る馬の内7割超が前走3番人気以内というデータが出ています。

近18年でも過半数なので、イメージほど荒れている訳では無いのですが、近年はより順当な結果になっています。

もっとも、一昨年のレシステンシアの様に前走人気だったけれど負けてしまって当日人気を落としているみたいな例もありますから、穴狙いが非効率という訳では勿論ありません。

それに毎年1頭ぐらいは人気薄が絡んでいるので。

ただ前走で人気になっていた馬は、負けてきたとしても敗因が明確なら見限らない方が良い、ぐらいの事は言えそうです。

 

まとめると…

マイル戦らしくスピードがモノを言うレースになりそうです。

前走人気馬は甘く見ない方が良いと言いましたが、人気になる馬は条件の差こそあれど勝つと思われているから人気になる訳で、つまるところザックリ言えばスピードがあると思われている訳です。

そういうスピードがより活きる舞台なんじゃないかなと思いました。

なので指数系の予想がもしかしたら有効なのかもしれませんね。

 

 

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※参考にさせて頂いたサイト様

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