競馬のメモ帳

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【京王杯SC'24 編】データで見る今週の重賞

5月11日 東京11R

京王杯スプリングカップ

このレースをデータの面から自分なりに分析していきたいと思います!

 

 

京王杯SC

先ず馬番別成績から見ていきます。

真ん中より外目、9番から15番あたりの成績が良く見ます。

ただ先に言っちゃいますが、このデータ引っ掛けです。

この馬番別成績から人気上位5頭を引いてみます。

レース数の欄も併せて見て頂きたいのですが、9番枠より外はレース数自体が少ないので、このレースはたまたま人気馬が真ん中より外の方に集まりがちなだけという事が解ります。

また東京芝1400m全体の馬番別成績を見ても、真ん中より外が特別良いとは読み取れません。

なので馬番についてはあまり気にする必要はないんじゃないかなと個人的には思います。

 

もう一つ、京王杯SCのみのデータと東京芝1400m全体のデータで異なる傾向を示しているものが有ります。

前走上がり順位別成績を見てみましょう。

先ず東京芝1400m全体でのデータ。

次に京王杯SCのみのデータです。

全体のデータでは前走上がり3位以内の馬の勝率が抜けて良い事が解りますが、京王杯SCのみのデータでは顕著な差が無い事が解ります。

つまるところ、京王杯SCでは後方一気の様な上がりだけの競馬では結果が得にくいという事なのかなと思います。

現に勝馬の通過順位の平均を取ると、3コーナーで6.5位、4コーナーで6.3位という結果が得られるので、後方からの馬を過信するのはデータの上では非効率です。

 

とは言え、末脚のキレが重要じゃないという事ではありません。

過去20年で3着以内に来た馬の上がり順位の中央値が4位となっていますので、上がり上位3頭のうち2頭ぐらいは馬券に絡む事が多い、と言えます。

 

このようなデータを反映してか、このレースは逃げも決まりづらく、近20年で逃げ切った馬は2020年のダノンスマッシュと2006年のオレハマッテルゼの2頭のみ。

ただオレハマッテルゼは前走で高松宮記念を勝ってここを逃げ切っていますし、ダノンスマッシュは翌年の高松宮記念を勝っているので、G1級の実力が無いとここを逃げ切るのは難しいと言えそう。

一応3着内率で見れば近20年で20%ありますが、軸にするにはデータ上ちょっと信用力に欠ける印象です。

 

まとめると…

中断ぐらいの位置からある程度上がりも纏められる器用さがモノを言うレースと言えそうです。

データ的には前過ぎても後ろ過ぎてもダメで、上がりも最速とまでは言わずとも不通に上位のタイムを出せた方が良いという、欲張りな結果が得られています。

総合力が試されそうな一戦なので、展開読みと各馬の力関係を見極める事が的中の鍵になりそうです。

 

 

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※参考にさせて頂いたサイト様

競馬データセンター

競馬ラボ 

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