競馬のメモ帳

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【フローラS/マイラーズC'24】土曜の馬場傾向と日曜の推奨馬

2024/4/21

東京11R フローラステークス【G2】

京都11R マイラーズカップ【G2】

 

各場の土曜の馬場傾向を振り返りつつ、各重賞の推奨馬を1頭ピックアップしてご紹介します!

 

 

今週の投稿記事

先ずはこちらから今週投稿した記事をご覧ください!


 

フローラS

先ず土曜の芝のレースを確認していきましょう。

 

サラ系3歳未勝利【2024年4月20日東京4R】

1着 ⑩ヴィントシュティレ ①①① 逃げ

2着 ⑪パンドジェーヌ ⑦⑤④ 中盤

3着 ⑥アミアン ⑥⑤⑦ 中盤

(ハイペース)

サラ系3歳未勝利【2024年4月20日東京5R】

1着 ⑪ジーゲル ①① 逃げ

2着 ③ロジプラヤ ③④ 先行

3着 ④イグニス ⑧⑦ 中盤

(ミドルペース)

サラ系4歳上2勝クラス【2024年4月20日東京8R】

1着 ③タイセイキューティ ⑧⑧ 差し

2着 ④エリーズダイヤ ②② 先行

3着 ⑩ミスヨコハマ ⑤⑤ 中盤

(ミドルペース)

新緑賞【2024年4月20日東京9R】

1着 ⑨リアレスト ⑨⑨⑨⑧ 差し

2着 ⑥エラン ⑤⑤⑧⑧ 差し

3着 ③コスモレオナルド ⑦⑦⑥⑦ 差し

(ミドルペース)

湘南ステークス【2024年4月20日東京10R】

1着 ⑯リュミエールノワル ②② 先行

2着 ⑦シャドウフューリー ⑧⑧ 中盤

3着 ②ベガリス ①① 逃げ

(ミドルペース)

 

超高速とまでは言えないように思いますが、とにかく前が止まらないなと思いました。

差し決着となった新緑賞は、小頭数ゆえに直線を向いた時点で馬群が凝縮していたからです。

その様な形にならない限り、基本的には先行有利と考えた方が良さそうに感じます。

ただし、明日は雨の予報が出ているので、天候次第では柔軟に考える必要があるでしょう。

 

以上を踏まえたうえで、フローラステークスの推奨馬は…

③ラヴァンダ

 

前走のフラワーカップは、前進気勢の強い馬が多く、外枠だったことも影響してひねり出されるように後ろからの競馬になってしまいました。

直線を向いてからも中々進路が開かず、消化不良の一戦に。

今回は前走ほど前の意識が強い馬はいないように思いますし、内目の枠に入れたことで前目のポジションが取れると思います。

またあまり調教の事は解りませんが、調べた限り動きはよさそうで、データ考察の記事で述べた通り仕上がり具合が重要と考えられるレースなので、注目度は高いです。

 

 

マイラーズC

先ず土曜の芝のレースを確認していきましょう。

サラ系3歳未勝利【2024年4月20日京都3R】

1着 ①グローブアマランス ⑪⑩ 差し

2着 ③ダノンアルム ④④ 先行

3着 ⑦ヤブサメ ⑧⑧ 中盤

(ミドルペース)

サラ系3歳未勝利【2024年4月20日京都4R】

1着 ①メイクユーマイン ②②②② 先行

2着 ⑩テイクザクラウン ⑤⑤④③ 中盤

3着 ④カズアブディーン ⑦⑦⑦⑦ 差し

(スローペース)

サラ系4歳上1勝クラス【2024年4月20日京都6R】

1着 ③ナヴォーナ ②② 先行

2着 ⑥アレンテージョ ⑤⑤ 先行

3着 ⑫アランヴェリテ ①① 逃げ

(ハイペース)

あやめ賞【2024年4月20日京都9R】

1着 ④ナフラフッカー ⑥④ 差し

2着 ①ジャスティンガルフ ②② 先行

3着 ⑥テーオーダグラス ③④ 中盤

(スローペース)

サラ系4歳上2勝クラス【2024年4月20日京都12R】

1着 ②サンクフィーユ ③③ 先行

2着 ④マチカゼ ③③ 先行

3着 ①セブンサミット ⑥⑥ 中盤

 

あやめ賞で32秒台の上りが出ており、馬場はかなり速い時計が出る状態だと思います。

基本的には先行有利、且つ内目の枠の馬にバイアスが働いているように思いますが、日曜の京都に関しては雨の影響が回避できないと思われます。

従ってデータ的に見ても差しへの警戒は必要だと考えます。

 

以上を踏まえたうえで、マイラーズカップの推奨馬は…

⑨ニホンピロキーフ

 

前走は終始落ち着いた走りで0.4秒差完勝と、着差以上に強い走りだったように思います。

上りもここ2戦続けて最速をマークしており、データ的に見て前走上り最速をマークした馬は注目度が高いです。

重い馬場も得意なので、今回はチャンスだと思います。

 

 

以上、宜しければご参考ください!!

 

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【フローラS/マイラーズC'24】出走各馬の短評

2024/4/21

東京11R フローラステークス【G2】

京都11R マイラーズカップ【G2】

 

各重賞出走馬の前走の内容を中心に全頭の短評を行っていきます!

 

 

フローラS

①バロネッサ

前走は東京芝1800mの未勝利戦1着。

2番手から直線抜け出す王道策で完勝でした。

スローペース、且つ道中は先頭からやや離れた単独2番手という位置で、あまりプレッシャーもかからず展開的には恵まれていたように感じます。

ただ勝ちタイムは優秀で、前走の様な早い時計が出る馬場状態を得意としていそうな印象です。

 

②ニシノコイゴコロ

前走は菜の花賞で9着。

大外を回って上がり最速の脚を繰り出すもここまでといった内容でした。

特に不利などは無かったように見えましたが、これまで多くのレースで大外を回してどうかという走りになっているので、好走するためには展開の助けや、差しが届きやすい馬場・コースなど、条件が整う必要が有りそうです。

 

③ラヴァンダ

前走はチューリップ賞で7着。

この時はハイペースの一戦で、スタート直後から前進気勢の強い馬が多く、ひねり出される様な形で後方からになってしまいました。

直線を向いてからも中々進路が開かず、消化不良の一戦だったように感じます。

極端に早い、又は重いという馬場でなければ力を発揮できる印象です。

 

④エルフストラック

前走はフラワーカップ3着。

差し決着となる中ハイペースで逃げて掲示板確保という内容で、着順に対して評価は高いです。

しかし1コーナーまでに斜行により他の馬に迷惑をかけており、言い換えれば斜行しなければハナを取り切れていなかったorより消耗していた可能性もあると思います。

ただし馬場に関しては柔軟性が有りそうです。

 

⑤メアヴィア

前走は中山芝1800mの未勝利戦で1着。

スタート直後に歩容が乱れる様な場面が有りましたが、馬群の中を通って中団内ラチ沿いのポジションに付ける事が出来ました。

直線も進路が空き展開には恵まれた印象が有りますが、ああいったスタートですぐ立て直すことができた点は評価したいです。

 

⑥トロピカルティー

前走は若竹賞3着。

このレースは上がりが37秒もかかるかなりの極悪馬場で、あまり参考にはできないレースです。

前々走の新馬戦もかなりのスローペースであまり高い評価は出来ませんが、気象的にはかなり落ち着いているように感じました。

 

⑦コスモディナー

前走はアネモネステークス9着。

結果は伴いませんでしたが、内を通った馬での決着となる中、外を回してよく伸びてきています。

3走前の阪神JFから、スタートなどレース内容がだんだん良くなってきているようにも感じるので、調子の面では上向きと評価したいです。

これまでの走りを見るに、重い馬場の方は得意だと思います。

 

⑧アドマイヤベル

前走はフリージア賞で2着。

道中はやや頭の高い走りで集中力に欠いている様な印象が有りましたが、直線を向いてからの反応は良かったです。

強い馬相手に安定した競馬が出来ている点も好印象ですが、これまで時計のかかる馬場でのレース経験が無いので、雨が降った場合にどうなるかは未知数です。

 

⑨サンセットビュー

前走はクイーンカップで6着。

12番人気だったので健闘した方だと思いますが、このレースは差しが台頭しており展開は向いていました。

言い換えれば展開が向いても6着までだったという事であり、上がりの脚も上位馬と比較すると重賞で戦うには現状ちょっと厳しいかなと感じます。

 

⑩マルコタージュ

前走はフラワーカップで8着。

全体的に差しが台頭する結果になりましたが、この馬の場合は意図した後方策というよりもスタートが悪かった影響による後方策といった印象です。

道中も若干離され気味になっており、終始流れに乗れなかったように思います。

前走の走りを見るに先行した方が良いと思うので、今回もスタートが課題となりそうです。

 

⑪ユキワリザクラ

前走は中山芝2000mの未勝利戦で1着。

スタート決めてハナを主張し、そのまま直線を向くと一旦は外から並びかけられる場面も有りましたが、2枚腰を発揮して逃げ切りました。

このレースで2着に退けたアドマイヤマツリは、今回人気を集めそうなバロネッサ相手にも2着に食い込んだ馬なので、この馬を物差しとすれば高い評価ができます。

ただこのレースはスタートが悪い馬が多く、内目の枠も有利に働いた印象が有ります。

 

⑫コンテソレーラ

前走は中山ダート1800mの未勝利戦で1着。

マクり戦法がハマっての勝利でした。

前走もそうですがスタートが悪く、キャリアは少ないもののこれまで毎回後方からマクっていく形になっています。

今回もその戦法がハマるかどうか、ではないでしょうか。

 

カニキュル

前走はフラワーカップで6着。

4コーナーでやや置かれ気味になった以外は総じてリズムよく走れていた様に思いますが、最後失速しており、恐らくは坂が影響したのではないかと思います。

東京は中山よりも向くと思いますが、パワーには劣る印象が有るので、良馬場の方が良いと思います。

 

⑭クリスマスパレード
前走は水仙賞で1着。
2番手から直線抜け出す王道策で、並びかけられてから更に突き放して1馬身差をつける強い内容でした。
前走レース内容だけを見れば、今回のメンバーの中でも最も強い競馬をしてきている様にも感じます。
ただ大外枠は、脚質的にもデータ的にもプラスに働くとは思えません。
 
 

マイラーズC

①トゥードジボン

前走は六甲ステークスで11着。

最後は足が上がっているように見えました。

過去のレースぶりから判断するに、恐らく重馬場が影響したものと思われますので、今回も馬場に影響するほどの雨が降る様でしたら割引が必要かもしれません。

 

②スパイダーゴールド

前走は白藤ステークスで4着。

スタートもそこそこで道中のリズムも良く、近走の中では一番いい走りだったように思います。

しかしスムーズに走ることができて、リステッドでやや離された4着という事で、率直なところ、現状では重賞で好走できるほどのイメージは持てません。

 

③セリフォス

前走は香港マイルで7着。

このレースは内を通った馬が台頭する中、この馬は後方から外を回る展開になってしまったので、展開的に難しいレースになってしまいました。

前々走もマイルCSも先行勢には厳しい流れになってしまったので、この2戦は参考外とみていいと思います。

ただ前走のレース後の「久々で力みが出た」というコメントが少々気になります。

今回は前走から約4か月間隔があいていますが、直近ではドバイターフがこのぐらいのレース間隔での出走で、5着に敗れています。

 

前走は洛陽ステークスで10着。

このレースはコーナーの出口付近でやや狭くなる場面が有り、少しブレーキを踏むような展開になってしまいました。

前々走も直線で出すところが無く追出しを待たされており、ここ2戦の内容は消化不良感が残ります。

3走前の2000mのレースではやや折り合いを欠く場面もあったので、現状は1600mがベストだと思います。

 

⑤エアロロノア

前走はエプソムカップで5着。今回は約10か月半の長期休み明けの一戦となります。

前走は行き脚の悪さこそ気になりますが、直線での伸びはよく着差も僅かでした。

近年は前に馬を置けないと最後甘くなってしまうところが有る様に感じるので、恐らく今回も後方策になると思います。

休み明けでどこまで調子を取り戻しているか次第でしょうか。

 

⑥ビーアストニッシド

前走は六甲ステークスで12着。

先行して一旦は先頭に立つ場面もあるなど、近走の中では一番見どころのある競馬だったように思います。

とは言え極端に前が残る様な展開でもない限り、重賞で好走する様なイメージは持てないというのが率直なところでしょうか。

 

⑦ノースザワールド

前走は六甲ステークスで6着。

外を回って良く伸びていますが、全体的に差しが台頭したレースで展開的には恵まれていました。

近走は同じような後ろから外からの競馬しかできておらず、ハマれば前々走の様にリステッド2着にくる実力は有るものの、重賞ではどうでしょうか。

 

⑧トランキリテ

前走は洛陽ステークスで2着。

ほぼほぼ最後方から追込みを決め、勝馬とはタイム差無しのところまで迫りましたが、外差し馬場に乗じての好走であり、展開の利はありました。

最後方ゆえにマークされるようなポジションでもありませんでしたし、あの位置から追い込んできた事は評価できるものの、ああいった足が使える条件はそろっていた事に留意が必要だと思います。

 

⑨ニホンピロキーフ

前走は関門橋ステークスで1着。

終始落ち着いた走りで0.4秒差完勝と、着差以上に強い走りだったように思います。

重い馬場が得意なのは間違いないので、雨が降ればよりチャンスですが、スローペースになって持ち時計勝負にならない様であれば、良馬場でも力を出せる思います。

 

⑩コレペティトール

前走は京都金杯で1着。

ただこのレースは内を通った馬が上位を独占するような流れになったので、展開的には恵まれています。

前々走も元町ステークスは先行馬総崩れ、且つ馬場の内側の進路が開いていた事による勝利なので、2戦とも高い評価は出来ません。

ただ操縦性は高そうなので、乾坤一擲の騎乗がハマって上位に食い込んでいる可能性は否定できないと思います。

 

前走は大阪城ステークスで6着。

後方からの競馬になりましたが久々の上がり最速をマーク、34秒台前半の上がりタイムも好調だった3歳時依頼のタイムです。

重賞で馬券内に食い込むためには展開の助けは要ると思いますが、少なくとも調子は良さそうです。

 

⑫ソーヴァリアント

前走は中山記念で12着。

このレースはスタート直後に接触が有り後方からになってしまいました。

それでも果敢に上がっていこうとしましたが、最後失速してしまったのは馬体重の影響のように感じます。

前々走は先行勢には厳しい展開になってしまったので、見直しは可能です。

 

⑬セッション

前走はダービー卿CTで7着。

道中2番手でしたが、前を行くエエヤンが一気にペースを上げた事でこの馬には辛い流れになってしまった様に思います。

ただ前々走の京都金杯は、コレペティトール同様有利な内を通った結果の2着だったので、展開が向けば重賞で好走するだけの力は有ると思いますが、レースぶりだけ見るとあまり高い評価はできません。

 

⑭ソウルラッシュ

前走は香港マイルで4着。

セリフォスと同様、後方且つ外からの競馬になってしまいましたが、厳しい展開の割にはよく伸びていたと思います。

道悪が得意というイメージが有りますが、昨年のマイラーズカップは結構早い時計が出る馬場状態での好走だったので良馬場でも問題ないと思います。

ただ前に馬を置いて競馬をしたいので、出来れば内枠が欲しかったかなと思います。

 

⑮フリームファクシ

前走は東京新聞杯で11着。

内を通った馬での決着となる中、外を回す格好になったので展開が向きませんでした。

それなりの脚を使って伸びてきていますが、前々走の方がより良い脚を使っていたように感じます。

恐らくは重い馬場の方が得意なのではないでしょうか。

 

⑯ボルザコフスキー

前走は六甲ステークスで1着。

道中は内ラチ沿いの後方というマークされにくいポジションでレースを進める事が出来ましたし、直線を向いてからもポッカリと空いたスペースを突く事が出来ていたので、展開的には恵まれています。

前々走で阪急杯でも5着に好走しており道悪は得意だと思いますが、開幕週ですし、馬場の見極めが大事だと思います。

 

⑰エエヤン
前走はダービー卿CTで2着。
前半から行きっぷりがよく、近走の中では一番いい内容だったと思います。
ただ前半こそ早かったものの、後半はしっかり息を入れる様な走りができており、うまく運ぶことができたレースでした。
中山コース以外での実績も乏しいので今回はどうでしょうか。

【マイラーズカップ'24 編】データで見る今週の重賞

京都11R マイラーズカップ【G2】

このレースをデータの面から自分なりに分析していきたいと思います!

 

 

マイラーズC

このレースは、1970年の第1回大会から2011年の第41回大会まで阪神競馬場で行われていましたが、その後京都競馬場に舞台を移し2020年まで実施。

更に京都が改修工事を行っていた期間でまた阪神開催となり、昨年改修工事完了後の京都で初開催という変遷を辿っています。

このように開催条件がここ20年内で複数回変わっているため、データが有用なレースとは言い難く、例えば馬番別成績などを拾ってもあまり意味は無いように感じます。

 

ただ、参考になりそうなデータもいくつかあります。

先ず前走距離別成績。

これは改修後の京都芝1600mの前走距離別成績。

そしてこれが京都開催の時のマイラーズCの前走距離別成績です。
単に京都芝1600mだけでデータを取った時と異なり、マイラーズCの時は距離短縮組が活躍し、逆に前走同距離組は苦戦していることが解ります。

出走頭数を見るとどちらも変わらず前走同距離組が一番多いので、これはつまりマイラーズCに関しては前走で1600m以上のレースを使ってきた実力馬が出走してきがちという事が言えます。

代表的なところで言うと中山記念ですね。今回の想定メンバーだとソーヴァリアントが該当します。

 

もう一つ、特徴的なデータがあって、前走上がり順位別成績を見てみます。

改修後の京都芝1600mのみのデータです。

前走上がり1位の馬の勝率が突出して高く、上がり4位ぐらいまでは勝率・連対率・複勝率ともに優秀です。

一応他の競馬場でも同様の傾向が有るのか、主要5場を調べてみましたが、京都程顕著な結果が得られる競馬場は有りませんでした。

 

実際、去年の勝馬のシュネルマイスターがそうであったように、差しは決まりやすい舞台だと思います。

2012年~2020年・2023年の京都開催のみを集計したマイラーズCの脚質別成績がこんな感じ。

流石に最後方からの追込みがバンバン決まる様な舞台では有りませんが、中団~後方グループからの差しはよく届いている印象です。

ただ先行勢も頑張っているので、このレースではあまり脚質による有利不利は考えなくてもよさそう。

ハイペースになりそうなら後方の馬を意識する必要があるでしょうし、ペースが落ち着く様であればセオリー通り前が有利になるでしょう。

土曜の開催も見ながら、当日のトラックバイアスを見極める事も重要です。

 

また雨が降る可能性もありそうです。

前述の通りあまりデータが有用でないレースなので、ここから更に良馬場以外とかでフィルタリングを掛けるとサンプルが少なくなり過ぎるため載せませんが、馬場が渋ればセオリー的には差しへの警戒感は増すと思います。

京都開催だった時のマイラーズカップで良馬場以外だったのは2012年の1例のみ。

この時は平均的なペースでしたが、ダノンシャークが後方から差してきています。

 

 

まとめると…

展開読みが大事になりそうなレースです。

前述の通り差しへの警戒度は結構高いと思うので、展開と馬場傾向的に差しが台頭するかどうかを見極め、馬券に落とし込んでいくことが勝利への鍵な気がします。

 

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【フローラステークス'24 編】データで見る今週の重賞

東京11R フローラステークス【G2】

このレースをデータの面から自分なりに分析していきたいと思います!

 

 

フローラS

先ず馬番別成績から。これは過去20年のデータです。

ここから人気上位5頭を除いたデータがコチラ。

更に東京芝2000m全体でのデータがコチラ。

内枠有利というより外がダメって感じです。それも割と顕著に。

東京芝2000m全体でも同じ傾向なので、フローラSが開幕週付近でやるからとか、そういう理屈ではなさそう。

 

ただちょっと気になるデータもありまして…

日曜は雨が降る可能性もありそうな予報なので、良馬場以外での開催になる可能性も考慮すべきかなと思います。

フローラステークスが良馬場以外での開催になったのは過去20年で2回しかないので、データを取るには少な過ぎますから、東京芝2000mで良馬場以外、且つ1番~5番人気を除いた馬番別成績を見てみましょう。

意外と外からも来るんですよね。

そもそも馬場状態関係なくフローラステークスだけ集計したデータを見ると、過去20年で15番枠から勝馬が3頭出ていますが、東京芝2000m全体の集計で見ると勝馬は9頭しかいません。

つまり外が厳しいといえば厳しいんだけどフローラステークスに関しては存外無視も出来ないという感じのデータになっています。

かといってガラりと外優勢になる訳ではなさそうですが、穴馬を探す際には参考にしたいデータかなと思います。

 

話を変えて、次に前走距離別成績を見てみます。

基本的にはは延長組に妙味有りという感じがします。

特に前走中山1800m組。まあフラワーカップがあるからですが、ここの成績は目立ちます。

前走1600mも結構健闘していますが、マイル戦なら関東を使ってきた馬の方が良さげ。

逆に同距離組だと関西を使ってきた馬の方が優勢…に見えますが、過去10年で比較するとあまり顕著な差はありませんでした。

距離延長組はサンプルが少ない為判断が難しいですが、データ上は目立つ存在ではありません。

 

他に興味深いなと思ったのが馬体重増減別成績

1枚目が過去20年で2枚目が過去5年の集計ですが、前走から体重減らしている馬が結構健闘している印象。

育ち盛りの3歳戦なので、体重減はあまり歓迎できなそうな印象がありますが…

 

フローラステークスは、基本的に桜花賞に出れなった馬、又は最初からオークス狙いの馬が来る舞台だと思います。

そしてそういう馬達はほぼほぼ賞金が足りていないので、ここは是が非でも権利を取りに行きたいハズ。

つまり力のある馬はキッチリ仕上げてくるのではないでしょうか?

実際のところ、馬体重2桁減で好走してきた馬を見ると人気どころが多めです。

・2023年 ゴールデンハインド(7番人気)

・2021年 ユーバーレーベン(2番人気)

・2020年 ウインマリリン(4番人気)

・2016年 パールコード(2番人気)

・2015年 マキシマムドパリ(3番人気)

ガレたのではなく、万全に仕上げて馬体を絞った結果の体重減の可能性があると思います。

なので人気どころの馬体重大幅減はあまり割り引く必要はないかもしれません。

調教派、パドック派の人たちの意見も参考にしながら判断していきたいところです。

 

次に展開的な部分を分析していくと、スローペースになる傾向が強いためか、やはり逃げ・先行勢優勢です。

特に逃げに関しては近5年の成績が良く、ここ5年だけで4頭が馬券に絡む活躍を見せています。

…と、ここでまた良馬場以外の時の話をしておきたいんですけど、過去2回あった良馬場以外のフローラステークスはそうとも限りません。

 

<2013年大会 稍重

1着 ⑫デニムアンドルビー(1番人気) -⑱⑯⑤

2着 ⑩エバーブロッサム(2番人気) -⑪⑧⑤

3着 ⑥ブリュネット(9番人気) -⑩⑧⑩

<2011年大会 重>

1着 ⑧バウンシーチューン(9番人気) -⑯⑫⑬

2着 ①マイネルソルシエール(15番人気) -⑤⑤⑤

3着 ⑤ピュアブリーゼ(3番人気) -④③④

 

他の開催よりは明らかに差しが届きやすくなっています。

この時はそんなに外枠から突っ込んできたという感じでも無いですが、前述の通り良馬場以外の時の馬番別成績を見ると、良馬場の時よりも外枠の馬が明らかに馬券に絡みやすくなっているので、良馬場以外の時は差し警戒、外枠ならより注意、ぐらいのことは言っても良さそう。

 

もう一つ、近20年と近5年を比較した際に異なる結果が表れているデータがあって、それが前走着順別成績です。

端的に言うと、近年は前走好走馬の信頼度が低くなっています。

最初が近20年、後が近5年のデータです。

近20年のデータでは、馬券に絡んだ馬のうち65%が前走3着以内という成績でしたが、近5年では46.67%に低下しています。

特に前走2.3着の馬は低迷しており、近5年ではそれぞれ1頭ずつしか馬券に絡んでいません。

勿論その分前走で負けてきた馬たちが頑張っているわけですが、それは何か要因が有るのでしょうか?

 

これはちょっと妄想も入るんですが… 近年は桜花賞使わないで最初からオークス狙いみたいな馬増えたような印象が有るんですよね。

要は前走ではちょっと不甲斐無い結果だったけど、もう桜花賞は捨ててココに集中!みたいな。そういう馬が増えたような…?気がしないでもない…?

まあ後は外厩含めた調教技術の発達とかで、前走負けてきた馬でも調子を取り戻しやすいみたいな、そういった事もあるかもしれません。

 

まとめると…

調教の様子など仕上がり具合が大事になりそうなレースです。

いや勿論、調教とか状態とかが大事じゃないレースなんてありませんが、兎に角権利が欲しい馬が出てくるレースだと思うので、そういう意味ではいつも以上にその辺りの要素が結果に繋がるじゃないかなと思います。

 

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【24/4/14更新】このブログについて

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本日より競馬ブログの運営を開始させて頂きました。

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※24/4/14よりブログの運営方針を変更しました。

 

 

 

このブログでやる事

このブログは競馬予想ブログではなく、予想のお役立ち情報ブログを目指します!

 

私は自分で考えて、自分で予想している時が一番楽しいし、そうやって自分で予想をひねり出したレースを見ている時が一番興奮します。

自分で考えて馬券を買うのと、予想家の意見に乗っかて馬券を買うのでは、やっぱり自分で考えて買った時の方が何倍も楽しいと思うんです。

 

それは競馬で勝つという部分においては、必ずしも効率的とは言えないかもしれません。

本腰を据えて研究し、日々競馬予想と向き合っている真摯な予想家の方が情報量は多いですし、ノウハウも有りますから、自分で考えて馬券を買うよりも知見ある人に乗っかった方が寧ろ効率は良いでしょう。

でも中には私の様な「勝ちたいは勿論、自力で競馬というエンタメを攻略したいんだ!」という奇特な人もいらっしゃるでしょう。

私はそういう人たちに役立てる様なブログを作っていきたいと考えています。

 

このブログでやる事は3つ。

①今週の重賞を対象としたデータ解析

②今週の重賞に出走する各馬の短評

③直近のレースから見る馬場傾向の考察

④ ①~③を踏まえた推奨馬の提案

 

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